たかぎクリニック 内科・消化器内科・外科・肛門外科

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愛知県あま市二ツ寺六町74番地1
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【風邪の典型的な症状】
 のどの痛み(赤くなる)、発熱、発疹、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛など。夏の風邪と冬の風邪の違いは、夏風邪は高温、高湿度を好むウイルスによって起こり、冬風邪は低温、低湿度を好むウイルスによって起こる違いです。一年を通してはマイコプラズマなどの微生物が原因で起こる感染症もあります。(マイコプラズマに感染していると、横になると咳がとまらない、深呼吸をするとむせたり咳がでてしまうといった独特な症状があります。マイコプラズマは自然には治りにくく、悪化すると肺炎を起こすこともあります)

子供がかかりやすい夏の風邪5月〜8月
 夏の感染症はウイルス性や細菌、真菌、微生物が皮膚や粘膜から体内に侵入して増殖し、さまざまな症状を起こします。期間は5月から8月の間で、症状としては「胃腸の不調」(下痢やおう吐)が多いと思われます。ウイルス性の場合は、感染してから短期間で発熱をおこしたりします。
 特に子供がかかりやすい夏にかかりやすい感染病としては「咽頭結膜炎(プール熱)」「手足口病」「ヘルパンギーナ」「風疹」などがあります。

子供が
かかりやすい
夏風邪
特 徴 症状と経過

咽頭結膜炎
(プール熱)
プールでの感染が多いので、プール熱といわれる。アデノウイルスが原因で、最近は夏だけに限らない。 結膜炎と咽頭炎が特徴的な症状。
39度前後の高熱が出る。
眼の充血やめやに、痛みやまぶしさがでる。
3〜5日間くらい続き下痢やおう吐もある場合があるが、1週間程度で回復する。
ヘルパン
ギーナ
発熱とのどの水疱が特徴の小児のウイルス性咽頭炎で、子供の夏風邪の代表的な疾。
突然の発熱。
上あごの方の粘膜に赤い小さい水疱。
つばを飲み込むと強い痛みがある。3日前後で熱が下がり、1週間程度で回復する。
手足口病 手・足・口に水疱ができる感染症。大部分は発疹のみの軽い症状。4歳くらいまでの小児に多い感染症だが、小学校でも流行ることがある。 手のひら、足のうら、口の中に細かい水疱。
肘や膝、おしりにもできることがある。口の中の水疱がつぶれて、食べ物がしみて食べられなくなる場合もある。
熱は38℃(以下)程度がほとんど。下痢を伴う。1週間程度で自然に治る。

子供がかかりやすい夏風邪に注意するには
エアコンをかけて部屋を冷やし過ぎたり、寝冷えをしたりすると夏風邪にかかりやすくなる。
ほとんどは1週間程度で回復するが、まれに髄膜炎、脳炎などの重い症状を起こすことがある。発熱が続いたり、頭痛やおう吐が続く時はすぐに受診すること。
髄膜炎→風邪のウイルスや細菌が髄膜(脳やせき髄を被っている膜)に感染して炎症を起こすこと。こう熱や激しい頭痛、けいれんなどの症状が特徴。

胃炎・胃潰瘍

高血圧

高脂血症

糖尿病

診療その他

インフルエンザについて10月〜2月】

冬にかかりやすい感染症のひとつにインフルエンザがあります。インフルエンザと普通の風邪の違いは、鼻や喉に急性の炎症がおこすウイルス性の感染症という点は同じですが、インフルエンザは突然の高熱やのどの痛み、筋肉痛が特徴で、悪化すると気管支炎や肺炎、中耳炎をおこす原因となる点が普通の風邪と違います。しかし、普通の風邪でもこう熱が出るケースもあるので、インフルエンザと風邪と診断するのは難しいのです。
 インフルエンザの感染の予防、また、万一、感染しても軽くてすむのに有効なものが「インフルエンザ予防接種」です。毎年流行前に大人は1回、子供は2回接種するとよいといわれています。インフルエンザ予防接種のワクチンは、毎年「その年に流行りそうなウイルスのかたち」を予測して、それに対抗するものが作られているので、実際に流行するインフルエンザのかたちと異なる場合がありますので、実際、インフルエンザ予防接種をしたのに、インフルエンザにかかった方もいると思います。しかしながら、毎年、予防接種を受けている人は、免疫が蓄積するので、かかった場合でも軽くすむ場合が多いようです。

 鶏卵やゼラチンにアレルギーのある方への注意
 予防接種の副作用は、ごくまれに発熱や頭痛がおきる場合があります。
(軽く風邪にかかったような状態です)
また、ワクチンには鶏卵やゼラチンが含まれているので、アレルギーがある方やお子さんは接種前にお伝えください。


【不定愁訴について】

 
不定愁訴とは、めまい、ふらつき、動悸、ほてり、息切れ、ふらつき、手足の冷え、発汗、頭ののぼせや頭痛、不眠、食欲不振、倦怠感などの症状をいいますが、検査をしても異常がない場合がほとんどです。
これの多くは自律神経の失調(ホルモンバランスの崩れ)からくるといわれています。「気のせい」「疲れのせい」と気にとめないほどで、体調が保たれている間は良いのですが、常に風邪をひいたような気だるい状態が長く続くと精神的にも肉体的にも、参ってしまいます。
当院では、短期間に効果を発揮する西洋薬と漢方薬を用いて、不定愁訴を治療していきます。「自分のこの症状は不定愁訴ではないか?」と悩んでいる方は、一度、御相談ください。

【漢方薬について】

 
漢方薬は、いろいろな生薬(しょうやく)が混ぜ合わされてできている薬です。漢方薬は、体の持っている働きを手助けしながら次第に働きを高めていくように作用して、効き目は穏やかです。「漢方薬」ときくと、「漢方薬は長く飲まなければならない」と思われがちですが、体の状態や、病気の種類によって効き目が変わってきます。
それは、西洋医学の薬剤でも同じですが、体質改善のための漢方薬の処方の場合はすぐには効果がでるとは言えませんし、逆に、すぐに具合が悪くなって漢方薬を使用した場合は4〜5日で効果がでたりします。基本的には、漢方は効き目が穏やかで、副作用はほどんどありませんが、気分が悪くなったり調子が良くない状態になる場合は医師と相談してください。

【漢方薬の当院での処方】
 当院では、東洋医学の考えをもとに作られた漢方薬を東洋医学の理論をもとに処方していきますが、ピンポイントで効く西洋医学の薬剤の有効性を調節しながら、漢方薬と西洋薬を組み合わせて診療していきます。漢方薬を試してみたいという方は、お気軽にご相談ください。


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