不定愁訴とは、めまい、ふらつき、動悸、ほてり、息切れ、ふらつき、手足の冷え、発汗、頭ののぼせや頭痛、不眠、食欲不振、倦怠感などの症状をいいますが、検査をしても異常がない場合がほとんどです。
これの多くは自律神経の失調(ホルモンバランスの崩れ)からくるといわれています。「気のせい」「疲れのせい」と気にとめないほどで、体調が保たれている間は良いのですが、常に風邪をひいたような気だるい状態が長く続くと精神的にも肉体的にも、参ってしまいます。
当院では、短期間に効果を発揮する西洋薬と漢方薬を用いて、不定愁訴を治療していきます。「自分のこの症状は不定愁訴ではないか?」と悩んでいる方は、一度、御相談ください。
漢方薬は、いろいろな生薬(しょうやく)が混ぜ合わされてできている薬です。漢方薬は、体の持っている働きを手助けしながら次第に働きを高めていくように作用して、効き目は穏やかです。「漢方薬」ときくと、「漢方薬は長く飲まなければならない」と思われがちですが、体の状態や、病気の種類によって効き目が変わってきます。
それは、西洋医学の薬剤でも同じですが、体質改善のための漢方薬の処方の場合はすぐには効果がでるとは言えませんし、逆に、すぐに具合が悪くなって漢方薬を使用した場合は4〜5日で効果がでたりします。基本的には、漢方は効き目が穏やかで、副作用はほどんどありませんが、気分が悪くなったり調子が良くない状態になる場合は医師と相談してください。
【漢方薬の当院での処方】
当院では、東洋医学の考えをもとに作られた漢方薬を東洋医学の理論をもとに処方していきますが、ピンポイントで効く西洋医学の薬剤の有効性を調節しながら、漢方薬と西洋薬を組み合わせて診療していきます。漢方薬を試してみたいという方は、お気軽にご相談ください。
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