たかぎクリニック 内科・消化器内科・外科・肛門外科

本文へジャンプ

愛知県あま市二ツ寺六町74番地1
052(444)3214
トップページへ 診療案内 検 査 予防接種 アクセス 病院連携
一般内科 胃炎・潰瘍
逆流性食道炎
高血圧 高脂血症 糖尿病 その他

高血圧とは?
 高血圧とは、収縮期血圧が140oHg以上、拡張期血圧が90oHg以上ある場合をさします。日本では、3人に1人が高血圧といわれていますが、高血圧そのものには自覚症状がないため、積極的に取り組まない方もいるかもしれません。
 しかしながら、長期にわたって高い血圧が続くと心臓や脳、腎臓の血管を徐々に傷つけ、脳卒中や心臓発作、腎不全といった恐ろしい病気を招きます。生活習慣を改善して血圧をコントロールして血圧を上げないことが、大きな病気を未然に防ぐことになります。

目標とする血圧は年齢や合併症にも違います
対象者 収縮期血圧
(最高血圧)
拡張期血圧
(最低血圧)
高齢者 140oHg 90oHg
若年・中年 130oHg 85oHg
糖尿病患者
腎障害患者
130oHg 80oHg


高血圧になってしまう原因
  • ストレス・興奮・怒り
  • 加齢
  • 家族歴(遺伝性のもの)
  • 喫煙や飲酒
  • 肥満
  • 寒さ
  • 乱れた食生活(特に塩分が多い食事はよくありません)
  • 激しい運動
  • 睡眠不足など

高血圧に対する治療方法 【当院での治療方法】
 高血圧の治療は、医師による治療と日常生活の改善の療法が大切です。
なかでも毎日の食事は特に重要です。
当院では、医師が血圧に対する治療法として下記のことを指導しております。

治療方法 内  容
食事療法  塩分の多い食事を控える。(カップ麺は塩分が4g含まれています)
1日平均塩分は11〜12gとされていますので、酸味や香辛料を取り入れて塩分を少しずつ減らしていきましょう。
 野菜や果物には利尿作用があるカリウムが含まれているので多くとることをお勧めします。ただし、腎障害を伴う患者さんには高カリウム血症をきたす可能があるのでお勧めしていません。また、糖尿病を伴う型患者さんにも果物は糖が高いのでお勧めしていません。肉よりも魚がおすすめです。
適正体重の
維持
 肥満は心臓に負担がかかります。
食べ過ぎによるカロリーオーバーに注意して、運動で体重をコントロールしましょう。BMI(体重kg÷[身長の二乗])で25を超えないようにしましょう。

日常生活での
管理
 運動はとても良いことですが、激しい運動はかえって血圧をあげてしまいます。軽いウォーキングやサイクリングなどマイペースで楽しんで出来る運動をしましょう。喫煙をしている場合は禁煙をお勧めします。高血圧の方が喫煙を続けていると合併症を起こす危険率が高くなります。
 睡眠や休養はしっかりととり、ストレスをためないようにしましょう。
飲酒は、ビールならば1日に中ビン1本、日本酒ならば1合程度にしましょう。
 トイレは、排便時にりきむと血圧があがってしまいます。便秘にならないようにしましょう。また、トイレの環境やお風呂の環境を整えましょう。寒いと血圧はあがるので、暖かいところから急に寒いところに行くと心臓に負担がかかってしまいます。浴室に団房をいれたりして温度差を小さくしましょう。
薬物療法 高血圧治療に用いられる薬剤は大きく分けて6種類あります。
ARB/ACE阻害薬/カルシウム拮抗剤
利尿剤/β遮断薬/α遮断薬

1つの薬で血圧が十分下がらない場合は、いくつか組み合わせて処方されます。自分で薬を増やしたり、中止したりせずに医師に相談して下さい。


 たかぎクリニック 内科・消化器科・外科・肛門科

血圧の管理

 家庭血圧をはかると健康状態について様々な情報がわかります。
家庭で測定したときの血圧と病院で測定した血圧とは、やはり誤差がでてきます。病院で測定すると高く出やすいのは、「病院」という環境が精神的にも影響しているのかもしれません。
このことから、家庭で長期継続して測定して管理することが大切です。手首用や指先用の血圧計は誤差が出やすいので、できるだけ上腕用を使いましょう。

血圧測定のポイント
携帯は心臓の高さにする。
(手首や指のタイプの場合は測定部分が心臓の高さになるように特に注意)
朝、起きてから1時間以内に排尿を済ませてから測定。
(食事や薬を摂る前に測定する)
就寝前に1〜2分座ってから、安静にした後に測定。




このページのトップへ↑




     Copyright (C)2007 takagi-clinic All Rights Reserved.