一般に「ものもらい」と言われているものを指し、「麦粒腫」「霰粒腫」の2種類あります。
東海方面では「めんぼ」「ものもらい」と呼ばれ、関西方面では「めばちこ」とも呼ばれているものです。
自覚症状は「目がごろごろする」ような感覚です。実際、まぶたなどの眼の粘膜上にふくらみが見られます。麦粒腫は、細菌感染ででき、化膿することもあります。
- 化膿している場合は、切開して膿をだすこともあります。
麦粒腫 自己チェック表
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症 状 |
1 |
かゆみがある |
2 |
腫れている |
3 |
まぶたが熱く感じる |
4 |
赤くなっている |
5 |
痛みがある |
麦粒腫と似ていますが、霰粒腫は「しこり」だけです。眼を閉じると眼球以外のふくらみが出来るのが特徴です。「しこり」だけの無菌性の霰粒腫ですが、時として細菌感染して炎症を起こして腫れる場合もあります(化膿性霰粒腫)。
- 治療方法は、点眼薬と内服薬や軟膏を塗布します。
- 早期は自然になくなるものもありますが、何度も再発すると悪性腫瘍であることもありますので、自己診断せず専門の眼科医に診察を受けてください。
霰粒腫 自己チェック表
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症 状 |
1 |
大きく腫れている |
2 |
コリコリとしたシコリがある |
3 |
目やまぶたが熱く感じる |
4 |
痛みを生じる時がある |
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点眼薬は医師の指導にしたがって使用してください。
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点眼薬と内服薬は決められた期間で使用してください。
症状が消えた後も医師の指示を出すまではきちんと薬を使用し続けてください。
これは、細菌などが完全に退治されるまでは再発の危険があり、指示通りに薬を使わないと「耐性菌(その薬が効かない菌)」が生まれる原因になるからです。
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内服薬では、薬が体に合わないと下痢をしたり、蕁麻疹がでることがあります。その場合は、医師に指示を仰いでください。 |
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