愛知万博(海上の森)
 2005年国際博覧会(愛知万博)が1997年6月にBIE(博覧会国際事務局)総会で登録された。21世紀初頭におこなわれる愛知万博は、1999年6月に施行される環境の世紀にふさわしい新しい環境評価法(アセスメント)でおこなわれる見本とならなければならない。通産省に「2005年の国際博覧会に係わる環境影響評価手法検討委員会」がつくられたのを機に、1996年12月市民の目で万博のテーマ「自然との共生」にふさわしいアセスメントがおこなわれているか、市民の意見が保証されているかなど、適時「愛知万博の環境アセスメントに意見をする市民の会」がつくられた。
 ここでは、愛知万博の環境アセスメントに対して出した意見書をはじめ文書を公開する。


著書・論文・その他
 「愛知万博自然編総括」、2005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価(アセスメント)総括(CD版)」、愛知万博の環境アセスメントに意見する市民の会(2007.5.31
  「里山の指標となるギフチョウの保護」、蝶と蛾(日本鱗翅学会)、Vol.58,No.2,145-156(2007.3)
 万博の理念って、何だっけ」、CAN,165号、8、(2006.8)
 「新アセス法は生かされるか−東海地方の事例をもとに検証」、環境アセスメント学会誌、Vol.4,No11439、(2006.2.15
 環境を扱った観光と産業万博は終わった」、環境と創造、No.24、41〜42、(2005.12)
 「万博アセスメントは何のため?ホトケドジョウのお引越し」、自然保護(日本自然保護協会)No.483, 18、(2005.2)
 「トンボ-里山の指標として」、「ギフチョウとスズカカンアオイ」、「里山の生態学−里山の成り立ちとその保全のために−」(名古屋大学出版会)、124-143144-1522002.3
「海上の森におけるギフチョウの植生に関する緊急調査」、1999年度プロ・ントウーラ・ファンド助成成果報告書(日本自然保護協会)(2000.8
 「昆虫から見た海上の森の生態系」、「日本人の忘れもの−『海上の森』はなぜ貴重か?、名古屋リプリント、85-1062000.6.10
 「昆虫類にとって南地区(西地区を含む)の重要性」
、「海上の森南地区博覧会会場が自然環境に与える影響」(自然保護協会)、16-172000.5
 「甦れ!里山−生命あふれる未来のためにー」、「里山の自然と野鳥を守る」1999年度報告書、(財)日本野鳥の会、野鳥保護資料集第14集、94-105(2000.3.31
 「愛知万博・関連事業の環境アセスの問題点−生物・生態系を中心に-」、水情報1911号、9-121999.11
 「海上の森(愛知県瀬戸市)の2次林におけるスズカカンアオイの個体群構造と1999年春のギフチョウの産卵密度」、名古屋大学情報文化研究、10号、37-481999.10))
 「里山環境における指標種ギフチョウ(Luehdorfia japonica)の生態学的調査-愛知県瀬戸市海上の森-」南山大学紀要、9号、1-91999.9
 「海上の森(愛知県瀬戸市)におけるスズカカンアオイの分布パターンとギフチョウの産卵密度」名古屋大学情報文化研究9号、23-301999.3
 「東海地方の里山の自然誌、万博アセスに生態学的視野を」、科学(岩波書店)、688号、620-627(1998.8)
 「環境影響評価法を骨抜きにする実施計画書−これが21世紀のモデルとなるアセスメントなのですか」(財)自然保護協会、36pp.(1998.6.1)
 「愛知万博計画と里山(海上の森)」、環境と創造(中部の環境を考える会)、16号、44-45(1997.12)
 「今、里山を考える」、生活と環境429号、91997.9
 「2005年愛知万博構想を検証するー里山自然の価値と「海上の森」-」(財)自然保護協会(1997.6)


学会発表・シンポジウム・講演
 「愛知万博自然編総括」、「2005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価(アセスメント)総括」、愛知万博の環境アセスメントに意見する市民の会第10回総会(2007.3.14
 
里山の指標となるギフチョウの生態調査、日本昆虫学会東海支部会、名古屋女子大学(2007.3.10
「里山の指標となるハッチョウトンボの生態調査」、日本昆虫学会東海支部会、名古屋女子大学、(2007.3.10
やっぱり、なあ、間違いだらけの愛知万博(愛知万博を検証する)」、愛知万博中止の会、週間金曜日読者の会、名古屋市教育館、(2006.3.25
環境影響評価書・モニタリング調査における問題点(自然系)」、万博アセスメントに意見する市民の会第9回総会、生協会館(名古屋市本山)、(2006.3.5)
シンポ「新アセス法は生かされるか−東海地方の事例をもとに検証」、環境アセスメント学会、愛知学院大学(2005.9.2
万博の自然破壊は造成工事より始まる」、中部の環境を考える会24回総会、生協会館(名古屋市本山)(2005.6.18
弔辞」、マンモス供養大法会、名古屋市教育館(2005.1.30
「自然環境の観点から見た愛知青少年公園と海上の森」、万博アセスメントに意見する市民の会第8回総会、生協会館(名古屋市本山)(2005.1.22
里山の指標となるギフチョウの保全、日本昆虫学会東海支部会、岐阜大学(2004.3.1
「里山の指標となるハッチョウトンボの保全、日本昆虫学会東海支部会、岐阜大学(2004.3.1
「里山の指標となるハッチョウトンボの保全」、ため池の自然研究会、東桜会館(2002.12.7
愛知万博の「基本計画」には、生態学的視点が欠けている」、今なぜ愛知万博開催なのか、2・16長くて集会、名古屋市教育会館(2002.2.16
「愛知万博に自然の叡智が生かされているか」、万博アセスメントに意見する市民の会第5回総会、生協文化会館(2002.2.11
「青少年公園に自然はあるか」、愛知万博の中止を求める県民大集会、愛知県勤労会館大ホール(2001.12.20
「万博で危機にさらされる生物たち」、市民シンポ「愛知万博、今、ここが問題だ」、YWCA(名古屋・栄)(200111.24
ニッセイ財団助成研究ワークショップ「里山の自然をまもり育てる−里地・里山の評価とその保全に向けて−」JAホール(東京・大手町)(2001.11.19
「万博アセスの問題点、環境破壊と財政悪化の万博はいらない!」、名古屋市教育会館(2001.9.2
「自然から見た愛知青少年公園、やっぱりやめよう!!」、愛知万博7.1県民集会、名古屋市教育館(2001.7.1
「自然環境を保護するってどういうこと」、愛知労働学校「自然科学講座」、労働会館(2001.5.23
「愛知万博と自然」、愛知の環境と開発を考える市民フォーラム、名古屋市教育館(2001.5.20
自然環境問題−青少年公園について−」、シンポジューム「愛知万博会場問題」、愛知万博・会場問題シンポジューム実行委員会、愛知青少年公園(2000.7.30
世界の潮流と日本のアセスの非常識−愛知万博を検証する−」、阿寺渓谷を愛する下流の会・中津川市中央公民館(2000.4.1
 技術情報セミナー「2005年愛知万博の環境影響評価実施計画に学ぶ」、開発計画における里山生態系の保護と共存、、技術情報協会、NTT麻生セミナーハウス(東京)(2000.3.29
「甦れ!里山」シンポジウム」、ホットスポットとしての里山−海上の森の場合−、日本野鳥の会、愛知県労働者研修センター(1999.11.17
「夏の学校」、オオタカ保護に生態学的視点を、日本野鳥の会愛知県支部、愛知県勤労会館(1999.8.22
「海上の森はなぜ貴重か」、昆虫類を中心として−、海上の森を守る会、瀬戸市文化センター(1999.5.29
「公共事業と環境問題」、海上の森(万博予定地)と環境アセスメント、民主主義科学者協会法律部会、ホテルパーク(岐阜市)(1999.3.31
愛知万博における環境アセスメントの問題点」、「開発と自然環境・文化、離島・里山の自然環境と開発」、日本科学者会議総合学術研究集会、新潟大学(1998.11.1
 「万博・新国際空港・藤前干潟について考える」、「第44回母親大会、住民こそ主人公」、名古屋市勤労女性センター(1998.9.13
 「万博アセスに生態学的視点が欠けている」、シンポ「地球環境を守ろう−今なぜ万博・新空港・藤前干潟か−、大学・研究者の目と心で考える」、愛知万博を考える実行委員会、名古屋市教育センター(1998.6.20
 「万博アセス−自然との共生をめざす万博アセスに生態学的視野が欠けている」、日本土地法学会中部支部大会、愛知学院大学(1998.6.13
 「愛知万博の環境影響評価実施計画書の問題点−自然保護の観点から−」、「考えよう、私たちの環境アセスメント条例」、名古屋弁護士会、名古屋弁護士会館(1998.5.16
 「愛知万博予定地(海上の森)の自然−自然保護の観点から−」、関西水生昆虫談話会15回例会、(19985.9
 「里山の重要性」、「万博環境問題女性シンポジウム」、愛知県女性後援会、名古屋市勤労女性センター(1998.4.5
 「自然生態系への影響予測・評価」、シンポ「愛知万博の環境アセスメントを考える」消費者行動ネットワーク、中部の環境を考える会、生協生活文化会館(1997.9.21)
 「里山の自然−海上の森の自然」、日本科学者会議「夏の学校」、尾西グリーンプラザ(1997.9.14
 公開講座「愛知万博をめぐって」、自然保護の観点から、日本科学者会議愛知支部会、名古屋大学(1997.7.19
 「万博と自然」、シンポ「だから万博いりません」、だから万博いりません実行委員会、河合塾千種校舎(1997.5.17
 「海上の森の自然−自然保護の観点から−」、「考えよう!万博・環境問題、女性シンポジウム」、実行委員会、YWCAホール(1997.4.5


公聴会・意見陳述


「第7回オオタカ調査検討会」意見陳述
2000.5.20
 「2005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価実施計画書説明会」の質問事項、愛知万博意見交換会(2000.4.13
 住民監査請求に基づく意見陳述「ボーリング調査による生態系への影響」(1999.2.20
 住民監査請求に基づく意見陳述(1998.11.26
 記者発表原稿(1998.8.8
 「東海環状自動車道」の公聴会に対する意見(1998.7.13
 公聴会の陳述「瀬戸市南東部地区新住宅市街地開発事業」、「名古屋瀬戸道路」への意見(1998.6.14)
 「2005年日本国際博覧会に関わる環境影響評価実施計画書」への意見、愛知万博意見交換会(1998.5.23


意見書
 追跡調査の予測評価(その5、会期終了後の工事に伴う環境影響調査)に関する意見書(2005.8.15
 万博会場での絶滅危惧種ホトケドジョウ移植についての抗議と保護要望書(2004.10.28
 2005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価書(案)への意見(2004.4.25
 2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その2)、環境影響評価追跡調査(モニタリング調査)報告書(平成14年度)に対する意見書(2003.12.2)
 追跡調査の予測評価(その2)に関する意見書(2003.10.30
 追跡調査の予測評価(その1)に関する意見書(2003.3.5
 
愛知万博の環境アセスメントはまだ終わっていない(2002.10.15
 環境大臣意見の中の<ゴンドラ>に関する部分についての私たちの見解(2002.5.29
 環境影響評価書案に対する意見書2002.4.26
 環境影響評価の進め方に関する意見書2002.1.28
2005年日本国際博覧会基本計画」への意見2001.12.25
「名古屋都市計画 都市高速鉄道 東部丘陵線、豊田都市計画 都市高速鉄道 東部丘陵線環境影響評価準備書への意見」
2001.4.6
 意見書「20005年日本国際博覧会に係わる環境影響について−検討状況報告書」(2000.11.23
 「20005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価書(素案)への意見」(2000.8.22
 「第7回オオタカ調査検討会における意見陳述」の文書回答のお願い2000.6.12
 
 「瀬戸市南東部地区新住宅市街地開発事業の環境影響評価書の建設省への送付撤回を求める抗議および質問書」(1999.9.10
「新住宅市街地開発事業環境評価書(素案)」、「名古屋瀬戸道路環境評価書(素案)」への意見書(1999.8
 2005年日本国際博覧会に係わる環境影響評価準備書に関する知事意見の通知について」に対する意見1999.6.22
 「20005年日本国際博覧会に係わる環境評価準備書」および「新住宅市街地開発事業環境評価準備書」、「名古屋瀬戸道路環境評価準備書」への意見書1999.4.5
 「2005年国際博覧会に係わる環境影響評価準備書に対する意見」(1999.2.14
 
「『東海環状自動車道』の公聴会に対する意見」(意見書)1998.7.13
 「環境影響評価法を骨抜きにする実施計画書−これが21世紀のモデルとなるアセスメントなのですか−」(自然保護協会、海上の森・万博問題第二次小委員会)(1998.6.1)
 「2005年国際博覧会に係わる環境影響評価実施計画書に対する意見」(1998.5.23
「瀬戸市南東部地区環境影響調査について」(1998.2.26
2005年愛知万博構想を検証する−里山自然の価値と『海上の森』−」、「昆虫相からの検討」自然保護協会(1997.6.12)
「愛知県瀬戸市『海上の森』の21世紀万国博覧会構想及びその跡地利用構想の変更を求める意見書」自然保護協会(1997.6.2)
「愛知県瀬戸市・海上の森『2005年国際博覧会構想』の自然保護上の問題点−小委員会見解書」、自然保護協会、海上の森・万博問題小委員会(1997.5.19)
 

「万博関連調査報告書」の問題点
「万博アセス裁判、第4準備書面に対する意見」(2001.1.31
環境への配慮」の問題点(2001.1.6)
「瀬戸市南東部地区開発事業環境共生計画書」の問題点 (1999.1.17)
「万博および関連事業の調査報告書の問題点-昆虫を中心に-
1998.10.12
「瀬戸市南東部地区環境影響調査・多様性保全基礎調査」について(1998.10.6


新聞、その他

とっておきの自然とともに」、GAMON「くらぶがもん」VOL132007.5
減少するギフチョウに焦点」、中日新聞、「学生之新聞」(2007.3.27
昆虫の生息、万博会場の調査再開望む」、朝日新聞「研究室発−名古屋女子大学家政学部(環境生物学)八田耕吉」(2006.2.7
「ハッチョウトンボ」、テレビ愛知(2005.9.23
 
「でたらめな環境調査」ほか、虚飾の愛知万博、土建国家「最後の祭典」アンオフィシャルガイド、光文社ペーパーバックス(2005.2
「ギフチョウ産卵減−万博長久手会場、造成工事影響か、学生調査」、中日新聞(2004.3.10
 ギフチョウ卵685個確認、愛知青少年公園で観察会、中日新聞(2002.5.4
 
「万博工事、影響チェック−愛知青少年公園、市民が環境調査」中日新聞(2002.4.4
 「環境破壊と財政悪化の万博はいらない!」、人間環境ネットワーク(2001.11.1
 「青少年公園に自然はないか、万博いいかげんやめなさい、微細な環境がセットで残る」愛知民報(2001.7.15
「ニュースの現場から、万博青少年公園への影響懸念、ハッチョウトンボ調査、名女大の八田教授ら」中日新聞(2001.6.28
トピックEXPO2005「自然の叡智」、CASA2000.4
「ニュースの現場から、貴重な植物の認識甘い!ギフチョウの幼虫「スズカカンアオイなくては育たぬ」、瀬戸・海上の森ボーリング調査で被害、名古屋女子大八田教授ら「無神経さに疑問」、中日新聞(1999.11.27
 里山生態系 広域で保護を、万博予定地にオオタカ営巣、多様な環境が動植物を豊かに」、朝日新聞学芸欄(1999.5.22)
 絶滅危急種、共生を探るA海上の森、女神の舞いいつまで」中日新聞夕刊(1999.4.27
 海上の森のギフチョウ、NHKテレビ(1999.4.17

 

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